3月議会まとめ
2月29日にスタートした3月定例会は、3月15日に閉会。今回は30を超える盛りだくさんの審議でしたが、すべて可決・承認で閉会となりました。
来年度予算については、また別の投稿でまとめますが、それ以外の議案で主なものを簡単にピックアップしたいと思います!
1. 富士見パノラマリゾートで年明けに故障したリフトの応急復旧としての部品リース費など980万円
2. 水道料金の改定&一般会計からの激変緩和措置:改定率(値上げの率)R6~7年118.4%、R8~9年122.5%、R10年以降126.7%
3. 工業と同じように建設・土木関係者も店舗等新設時以外も生産設備(ブルドーザーなど)購入時の補助を認める商業振興条例(5/100以内で限度額はものによるが20~100万円)
4. 督促手数料を徴収しないQR納付が増加していることから、1件100円の督促手数料の廃止(督促の問い合わせ対応にかけていた時間を、電子納付普及活動・期限内納付対策・差し押さえ強化に充てることで約55万円の減収分を上回る徴収金を見込む)
5. 保育士不足から人材紹介活用費400万円(近隣の市町村や移住の方の会計年度職員としての採用を想定、R6年度途中入園に対応できるようにするため)*R6年度へ繰越すR5年度補正予算
6. 工事費や工事の繁忙期集中回避を目的とした来年度への繰越予算(保育園2千万円、中学校1億円、雪で痛んだ道路3千万円、棟梁2.7千万円)*R6年度へ繰越すR5年度補正予算
7. 道の駅信州蔦木宿が法人化(酒販免許や国の補助金獲得が目的)を目指すため振興基金費への使用料456万円の減免
8. 利用者が減少しているすずらん号への支援100万円増(年1万9千人乗車が損益分岐点のところ、利用者は年々減少しR5年は1万650人)
どれも重要ですが、これだけの工事費用を来年度に繰越す補正予算を年末に計上し、4月から工事が開始できるようにしたのは大きいと思います!年末の富士見町建設事業協同組合さんとの意見交換会でも4, 5, 6月に工事ができないのは大変とお聞きしていました。ただ、令和6年度の決算時にならないと投資的・維持補修費の大きさが可視化されないのはちょっと心配ですね。
