富士見小児童クラブのその後@2月7日臨時議会
去年の8月の臨時議会で、富士見小児童クラブのプレハブ新設に向けた設計管理費346.5万円に対して富士見町議会は賛成5反対4(1名欠席)で可決しています。私も、設計場所/内容や運営体制改善に関する支援員や保護者の意見聴取や、既存施設利用の議論が不十分であることを理由に、臨時議会での審議に反対しました。本来は当初予算で計画性を持って進めるべき議案なので・・・。
その後、2月7日臨時議会にて工事費1億500万円と設計管理費146.9万円の補正予算の審議があります。
8月以降にあったこと
・8月〜:児童クラブ支援員へ説明会、要望を設計に反映、保護者へアンケートと説明会、子ども子育て支援施設に複合利用の聞き取り、子ども・学校・支援員でどう児童クラブを楽しい場所にできるか話し合いを行い4~6年生をリーダーにルールづくりなど実施
・9月:見込んでいた国と県の補助金が不採択に
・10月:町予算のみでの新設は断念、R7年度に補助金再トライ
・12月:国のR6年度補正予算で補助金活用の再度見込みが立つ
→再度R6年度中の着工、夏休み前の開所を視野に入れて臨時議会


工事費1億500万円の内、国県が2,255万円づつ補助するので、町の持ち出しは6,138万円。50%は交付税措置(毎年少しづつ国から戻ってくるという借金)される起債も活用して、町の持ち出しは3,069万円という説明かな、と思っています。国県町1/3づつの補助金という当初受けた説明からは町単費上がっていますが、補助金が出る補助基準額があり、この金額までしか補助されないそう。
個人的には、公共施設をむやみに増やせない町財政的な課題が明確な中、年に数回しか使わない空き教室を活用しないことへの理解は未だにできません。ですが、8月の臨時議会後に当事者への意見聴取を町がしっかり行い設計図にも要望が反映されており、国県補助金が取れるタイミングで取り町単費での建設を避けたいので、反対する理由はないと感じています。
今回の反省を活かし、現場の声を聞き判断し動ける町になってほしいと願っています。長年支援員から定員オーバーの問題が指摘されてきたのにも関わらず、外部の巡回支援専門員からの指摘があるまで新設の決断に至らなかったことが、ドタバタな進行を生みました。今後どのような改善ができるのでしょうか?子ども子育て会議など第三者がいる審議会で解決策を議論し、教育委員会以外の管理職にも自分ごととして共有されないといけないかなと思います。
みなさんはどう思いますか?